ドイツ南部バイエルン州の義両親の庭には、夏になるとブラックベリーが沢山実ります。
今回はそのブラックベリーでウールの糸を染めました。染める回数によって色の変化があるのか確認してみたかったので、1度染めと2度染めの2種類です。

使用した糸

ウール2綛合計200g 
・双糸50g(既にブラックベリーで1回染色してあるもの)
・甘撚りの単糸150g

天然染色 ブラックベリー
左は1度染色済み。もう一度染めてみます。

染料 ブラックベリー

今回の染料はブラックベリーです。そのまま食べると酸味が強すぎるので、私はラズベリーやブルーベリーのように生で食べるよりもッブラックベリージャムにする方が好きです。
生の染料の場合、最低でも糸と同じ量を使いますが今回は気がついたら沢山採れたので・・・糸の重量に対して4.5倍の900gを使用しました。
とっても濃くなるはずです。

染液の量

糸の重さに対して最低20~30倍の染液が必要なので、6L以上の水で染色します。

天然染色ブラックベリー
ベリーを煮出しているところ

染色結果

とても・・・濃くなりました。濁った感じの色味です。これはこれでいいですが、次回はもう少しベリーの量を減らして染めてみます。

天然染色 ブラックベリー
染色前の糸
天然染色ブラックベリー
染色後の糸
カテゴリー: 染色織物

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