ウエディングドレスを作りました

先日結婚しました。ストックホルム市庁舎で家族のみ、3分で終了!のささやかな式でした。
スウェーデンは、そもそも結婚せずにパートナーとして暮らしていく形の方が主流(少なくとも私の周りでは)なので、あんまり「結婚」に対して熱が無いというか、結婚式も「一生の思い出に残るウエディングにしたい!」というノリはまずなく、私達も式の一ヶ月前にようやく準備(といっても、式服・式後の食事のお店の予約のみ)を始める調子でした。

ドレスも、こちらのアジア体型のドレスを探すのも大変だろうし、市役所で3分で終わる式に高価なドレスを着るのも何だかもったいない。ドレス代で日本や他の場所へ旅行する方がいい!となり、最初は手持ちのワンピースでも着ていけばいいかと考えていましたが、日本帰国中に実家で反物の状態の長襦袢生地を発見。光沢のある白い絹地!これは、ひょっとしたらドレスになるんじゃないかと思い、スーツケースに詰めました。

材料 襦袢の生地(お寺のフリマで購入)

ぐしぐし制作中

こちらではミシンが手元に無かったので、ポリエステルの土台布に絹地をぐし縫い、ギャザー寄せて縫いつけ・・・なんとなくドレスの形になりました。手縫いでファスナーを付ける根気もないので、前でリボン結び、結び目は余った反物で隠しました。キャミソールにもビーズを付けて。

ドレス

キャミソール:見える場所だけビーズを襦袢の生地に縫いつけました。

試着してみると、学芸会の衣装のような雰囲気で焦りましたが、近所の中東系美容院で髪をスプレーでバリバリにセットしてもらって、アクセサリーを付けてから着ると・・・まぁ大丈夫だろうとなりました。

ドレス着用時

市庁舎の階段で

ドレス着用時後ろ姿

市役所の方の説明通り、本当に3分で終わりましたが、思い出に残る式でした。

もちろんお店で見かける素敵なドレスも憧れますが、何となくふわ~っとさせたらそれなりに雰囲気が出るので、むしろドレスは手作りしやすいアイテムかもしれません。
どなたかのご参考になれば嬉しいです。


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